奥羽自慢株式会社 【所在地】 山形県鶴岡市上山添字神明前123番地

奥羽自慢

3年ぶりに酒造再会の「奥羽自慢」!

山形県鶴岡市において、江戸中期の1724年(享保9年)に創業し「奥羽自慢(おおうじまん)」の銘柄でほとんど全てのお酒を地元で販売いたしておりました。当地は、500年以上の伝統を持つ民俗芸能「黒川能」(国指定重要無形民俗文化財)の郷であり、かつては地区最大の祭り「王祇祭(おうぎさい)」の当番を務める民族で一晩で12石(一升瓶で、1200本)が神酒として振舞われていた。全国新酒鑑評会で金賞を幾度も受賞するなど技術的に評価の高い蔵でした。しかし、3年前に当主である佐藤仁一郎さん(71)が病に倒れたことがきっかけで酒造りを断念しました。「自分の代でつぶしたくない」という仁一郎さんの思いを受け、支援を申し入れたのは酒田市山楯の楯の川酒造の佐藤淳平社長。辞めた蔵人たちを呼び戻させ、自社の蔵人を派遣。酒どころ鶴岡市大山の蔵に勤務した経験豊富な杜氏を迎え仕込みを再会した。月山を源にした伏流水を使い、地元の酒米で醸した新酒は、奥が深く、かつての奥羽自慢を思わせた。黒川能が大好きな仁一郎さんは寝床で初搾りの香りだけかぎ、「匂い、いいのう」と喜んだ。