高砂酒造 [所在地]北海道旭川市宮下通17丁目右1

高砂酒造 [所在地]北海道旭川市宮下通17丁目右1

大雪山の雪清水に恵まれた「北海の灘」

 高砂酒造は、「北海道の屋根」と呼ばれる雄大な大雪山の麓、旭川市で明治32年に創業。前身である小檜山酒造店時代から一世紀にわたり、道北・旭川の地で地酒を醸し続けて参りました。
 昭和50年の誕生以来、男性的かつ爽やかな辛口の旨さで評判になった「国士無双」。中国の史記に由来するその名は今からおよそ2200年前、漢の時代に活躍したとして武勇伝が残る将軍・韓信を「国士無双(天下に二人といない傑出した人材)」と称えたという逸話にちなんだもの。天下に二つとない酒、後世に語り継がれるような酒に、との願いを託して三代目蔵元が命名いたしました。
 現在、「国士無双」の銘柄名で展開しております酒は、大吟醸酒から季節限定酒まで全10数種。日本酒の流れを変えたと言われるその酒は、誕生から四半世紀を越え、その味はますます磨かれ、研ぎ澄まされて、全国の皆様の喉と心を潤しています。
 「国士無双」が誕生するまで、昭和30年代から40年代にかけて、清酒は甘口が主流でした。それは当時の嗜好というよりはむしろ時代の流れ。終戦後、ほとんどの酒造メーカーが、少ない原料米から少しでも多くの酒を造ろうとしてアルコール度数を上げ、水で薄めていたため、辛口の酒しかなかった昭和20年代から昭和30年代初頭。その反動で、原料の心配がなくなってくると、清酒は一気に甘口へと転じました。甘口全盛時代はしばらく続きましたが、その後、昭和40年代半ばになって酒の味や品質があらためて問われ始めるようになり、高品質な辛口の酒へのニーズが高まっていきました。そんな時代の流れをいちはやく掴みとり、高砂酒造が一念発起して世に送り出したのが辛口清酒「国士無双」なのです。