国稀酒造 [所在地]北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17番地

国稀酒造 [所在地]北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17番地

日本最北の酒蔵として大人気!

 国稀は初代本間泰蔵が、増毛郡役所に醸造免許鑑札願いを届け出た、明治15年が創業です。創業者本間泰蔵は、嘉永2年(1849)新潟県佐渡の仕立て屋の三男として生まれ、明治6年23歳で小樽に渡り呉服店の養子格の番頭として働き、ニシン景気でわく増毛にしばしば行商で来ていましたが、明治8年に増毛に移り住み呉服商を始めました。
  明治15年には「丸一本間」を名乗り、本業の呉服商の他に、荒物雑貨販売、呉服雑貨や漁獲物の輸送のためだけではなく、地域住民の需要を満たす海運業、当時この地第一の産業であったニシン漁にも手を拡げ、醸造業も始めるに至りました。当時、日本酒の多くは本州からの移入酒で、決して安いものではありませんでしたが、佐渡の知人に酒屋がいたことから知識があった泰蔵は、当地での自家醸造を思い立ったとされています。
 創業から20年間は、旧本店(現「旧商家丸一本間家」、国指定の重要文化財)敷地内にある醸造蔵で酒が造られていました。しかしニシン豊漁による好景気が続き、酒の需要が増え続け、創業時の設備では量産できないところから、明治35年、現在地に地元産の軟石を使った酒蔵を建設しました。同年に合名会社となり、丸一本間合名会社酒造部として永きにわたり営業して参りましたが、合名会社設立から100年目の平成13年に、国稀酒造株式会社と社名を改めました。