Due Punti Vineyards(ドゥエ プンティ ヴィンヤーズ)

北海道北斗市文月189-1

酒造写真

イタリア語でDUE PUNTI(ドゥエ プンティ)は直訳すると2点 (Two Points)、 「品質最優先」と「広い視野で」という今後進めていくワイン造りにおいて大切にしたい2つの指針です。

井坂真介氏は2008年から三国ワイン株式会社 西日本支店で輸入ワインの営業。退社後はニュージーランドで1年間ワーキングホリデーで、醸造繁忙期を中心にKusuda Winesで約半年研修、Mt.Rosa WinesやNeudorf Vineyardで栽培の仕事を行う。その後1年間はロンドンのYashin Ocean Houseでソムリエとして従事。2015年からキャメルファームのプロジェクトに参加し、2年間イタリアのFalesco社にて醸造やラボラトリー業務中心に従事。帰国後は北海道余市町のキャメルファームにて3ヴィンテージの醸造に携わる。2020年2月にDUE PUNTI株式会社を設立。

函館山を望む緩やかな南南西向きの斜面はこれから植樹し、ブドウ畑になっていく想像を掻き立ててくれるのには十分でした。畑から見渡すことのできる大野平野、函館山、下北半島は美しく、裏の山側には石灰岩を豊富に含む餓廊鉱山があります。気候としては津軽暖流のおかげで冬は北海道の中では比較的暖かい方になりますが、梅雨の時期には太平洋側の気候の影響を受け多湿で冷たい気温が続くことがあり、収穫量にとって重要な生育期間と被ってしまうと収穫量は厳しくなります。それでもブドウの成熟にとって特に重要な秋には、北海道の中でも南部であるこの辺りの気候の恩恵を受け、暖かく雨の少ない日が続きます。

​Due Punti Vineyardsの畑は粘土質の下層土があり、その上には団粒構造で水捌けと保水力の良い黒ボク土壌の表土があります。世界の約1-2%程の特異な土壌で、ふかふかで密度が低く耕しやくなっています。この土壌がある活火山地帯は熱帯地域に多く、ワインベルト地帯ではあまり分布していないため、ワイン用のブドウ栽培地としては個性的な土壌といえます。日本の農業全般で言えば広く活用されている表土であり、海外のワイン産地だと、例えばスペインのカナリア諸島ではトラックいっぱいにこの表土を取って、低地の豆やジャガイモの栽培のために移動させたりしています。他にもコーヒーやトウモロコシ、米、タバコや野菜が多く栽培されている、このような特異な土壌が北斗市の気候と相まって、果たしてどんなブドウやワインの味をもたらしてくれるのか楽しみです。

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