池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(十勝ブランデー)

酒造写真

十勝ワインとほぼ同じ長さの歴史を持つ十勝ブランデー !

池田町産の十勝ワインは有名だが、それに比べると十勝ブランデーの知名度は高くなく、製造していることも一般にあまり知られていない。しかし、十勝ブランデーは十勝ワインの歴史とほぼ同じ長さで、試験製造をスタートしてから約半世紀の歴史を持つ。同研究所は1963年に果実酒製造免許(ワイン製造免許)を取得しているが、翌1964年までにブランデー製造免許も取得し、ブランデーの試験製造を開始している。

なぜ池田町でブランデーかというと、もともと原料がワインと同じであることから。ブドウを醗酵させることで醸造酒(ワイン)ができ、蒸留させることで蒸留酒(ブランデー)ができあがる。

十勝ブランデーは、職員の研修先であったブランデーの本場フランス・コニャック地方の手法で製造。1978年にコニャック方式で十勝ブランデーを本格的に発売開始して以来、数々のブランデー商品を世に送り出し、1984年にはブルガリア・スランチェフ・ブリャグの国際コンクールで「十勝ブランデーX・O」が大金賞を受賞する快挙を成し遂げている。

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