多田農園

北海道空知郡上富良野町東9線北18号

酒造写真

日本最北ワイナリー設立、野生酵母のテロワールを感じるワイン造り!

にんじん農家の多田繁夫さんが、ワイン用ぶどうの栽培に着手したのは7年前。知人のワイナリーで勧められたのがきっかけです。はじめはもちろん断るつもりでしたが、現商工会長の熱心な説得に押され、700本のピノ・ノワールの苗木を農園に迎え入れることになりました。

水はけのよくない平らな低地で粘土質。セオリーからすると非常識といってもいい場所にぶどう畑はあります。「でも不思議といいぶどうが採れるんだ」。先ごろボーリングしてこの土地の素性をあらためると、一見過酷な土地には火山灰層、泥炭層、さらに十勝岳や富良野岳からの良質な伏流水が流れる層が幾重にも積み重なっていました。地下深く必死に伸ばした根で養分や伏流水を吸うことで、ぶどうはこの土地ならではの複雑な味わいを生み出します。

この農園では、ピノ・ノワール、シャルドネ、そして2009年10月にはじめてリリースしたメルロの3種を栽培しています。とくにメルロは完熟に必要とされる積算温度が高く、北海道での栽培が難しいといわれています。多田農園ではメルロの皮に宿った野生酵母でアルコール発酵させるため、酵母のエサとなる糖度は出来を左右する大切な要素。昨年は上富良野の盆地が夏場の気温を維持し、醸造を委託した昨年は上富良野の盆地が夏場の気温を維持し、醸造を委託した岩見沢市のブルース・ガットラヴさんからも「いい仕上がり」と評される出来栄えとなりました。

「ワイン作りは農業そのもの。ワインを根本から理解するためには、ぶどう農家になる必要があるのかもしれません」。3代、100年続く野菜農家としての経験が、土地を流れる地下水脈のように、ワイン作りの根っこを支えています。

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